お元気ですか。以下は問い合わせでなく、「お礼」です。ずっと書かせていただきたいと思いながら、なんと今頃になってしまいました。
中古マンションを売却し、新築マンションの購入をと考えて、中山さんのことをたまたまインターネットで知り、その内容、特に何のために仕事をしているかという理念に感銘を受け、さっそくお会いしました。
HPに記載された説明から受けた印象通りの熱き使命感というにふさわしい、高い志を持たれた方で、その場でマンション売却のお手伝いをお願いしました。
中山さんのところは手数料を大幅に下げているため(※現在は手数料の割引は行なっておりません。)に、大規模な(しかし、ヒット率は必ずしも高くない)広範囲なチラシ広告に頼るのではなく、(より有効率の高い、しかし手間隙のかかる)周辺地域でのDM配りをこつこつとやっておられたことを後で知りましたが、そのような地道な営業努力のことは当初、説明されませんでした。当方は、「相場は相場です。この部屋は特別なので、契約期間内に売れなくてもかまいません」と強気なことを言う、難しいタイプの客であったと思います。
何度かお会いして、お話をお伺いしているうちに、引越し先となる新たなマンションの購入が先に決まり、そちらの不動産会社との取り決めによって、図らずも目前にせまった中山さんとの契約期限の延長ができなくなりました。その時点で、「もし期間中に売却できなければ、中山さんの利益が全く出なくなる」という状況にあることが人から指摘されて始めて理解できました。
しかしながら、中山さんは売主(当方)の希望価格を最後まで尊重され、あくまでも当方の気持ちを中心に考え、終始それに従う態度で接してくださいました。
そのような状況になりますと、何も説得されたわけではなかったのですが、自分の置かれた状況が冷静に見えてくるようになり、こころの中にあった余計な“つっぱり意識”がなくなり、中山さんが想定されていたであろう適正価格まで(気配なので今もわかりませんが)一機に値下げする気持ちとなりました。
その後は、他の不動産会社の方までが広告を出して営業してくださる状態となり、その後はあっという間に複数組の方がほぼ同時に購入を希望してくださり、めでたく中山さんに来られたお客さまに購入していただくことができました。
まさに、ぎりぎりで間に合いました。売主や買主のことを真剣に考え、特におつきあいが長くなる顧客を喜ばそうとして、いっしょうけんめいにお仕事される中山さんを見ているうちに、逆に、中山さんに喜んでいただきたいと思うに至り、逆にそれが最も自分のためになった、という不思議な体験でした。
せっぱつまった奥の手であったかもしれませんが、自らもなんとかしようと、最後は自費広告を出しました。
役に立てたかどうかはわかりませんが、かなり割安の手数料のことを考えると、よい選択であったと思います。
もちろん、自費広告に関しては中山さんに相談し意見を伺いました。お世話になった分だけはなんとかしたい、一蓮托生という感でした。
不動産のことですので、その時々の社会情勢や買主の方との縁が見方してくれたとは思いますが、結果としてとても満足できる取引でした。
長年の経験を持つ、しかしなぜかシャイな(失礼!)中山さんの背中が、最も適切なアドバイスをしてくれたという感じでした。
逆に、それほどまでに売主(当方)は根拠のない素人的自信にいつまでもはりついていました。
よく、売り言葉に買い言葉と言いますが、中山さんは、わたしの売り言葉をひたすら受け取ってくださいました。
一言で言って、今までおめにかかったことのない、信じられない方です。
今はまだ、あまり目立っていないかも知れませんが(?)、中山さんのようにとてもすばらしい方が大阪にはおられますよ、ということをお伝えしたくなり、このような手紙を書いています。
不動産業を目指す若い方は中山さんへ弟子入りされることをお勧めします。
弟子を取られるかどうかは存じませんが、働くほどに幸せがついてくると思います。
その後、すべての契約が終わった後に、新しいマンションにご夫婦で来ていただき、お食事をご一緒させていただき、思い出に残る素敵な時間を過ごすことができました。ありがとうございます。
とにかく、このような方が大阪におられることを一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。
今後、中山さんに出会う多くの方々の幸運をお祈りいたします。
そして、中山さんのホームページがこのような手紙で満たされればいいと思います。
決して遠慮せず、バシバシHPに載せてください。ところで、この文章は中山さんのHPに使っていただけるでしょうか?長すぎましたか???(笑)
この度は、たいへんお世話になり、ありがとうございました。
すばらしいご夫妻の、ますますのご活躍をお祈りいたします。
本文章を最後までお読み頂き、ありがとうございます。
以下は問い合わせでなく、「お礼」です。